昨晩は東京場末の水道橋にある常宿のひとつに宿泊しました。
現政権による外国人観光客の大量受け入れ政策のためホテル価格は高騰し,数年前までのように銀座では宿泊できなくなりました。
シルバー民主主義の成れの果て,憲政史上最悪の現総理大臣の悪政によって,国民生活が破壊され続けていることを実感します。
遅ればせながら,地歴公民科予備校講師として靖國神社に公式参拝しました。
朝の靖國神社はたいへん清爽です。
ところで,東京の街中では暑いなか,朝からジョギングしている中高年層がとても多いように感じました。ジョギングが健康によいと思っているヒトが多いのでしょう。
朝食は,マレーシアチキンカレーをいただきます。
まずは,東京都心からJR線で約40分,東京都に隣接する千葉県松戸市の馬橋駅へ。
ここから大都会のエアポケット路線,流鉄流山線(りゅうてつながれやません)に乗ります。改札口から昭和レトロ全開です。
5駅,13分で終着駅の流山駅に到着。
駅名表示板の字体も独特で,味わいがあります。
流山の街を少し散策してみます。
流鉄(旧総武流山電鉄)が存在しなければ,ここに来ることはなかったでしょう。
たたみのお店があります。
洋品店に呉服店もあります。
! 横断旗。
ちゃんと旗も入っています。
今も現役で使われているということでしょう。
この街には,昭和時代のものがそろっています。
流山の街は江戸川に面しているため水運が利用でき,
みりんの製造で栄えたそうです。
また,幕末には新選組が本陣を置いていたようです。
!
偶然にも,流山浅間神社の裏手に立派な「富士塚」を見つけました。
100円で入山できます。
富士塚とは,富士山信仰がさかんとなった江戸時代以降,富士山に模してつくられた人工の山のことで,関東地方一円にみられます。
富士塚に登ることで,実際の富士山に登ったことと同じご利益があるそうです。
富士山から運んできた噴火ボク石を組み込んで築かれおり,
登ってみると,想像以上の急斜面でゴツゴツした岩に覆われていることがわかりました。ちょっとした登山気分が味わえます!
八合目に到達。
山頂が見えてきました。
登頂!!
大気が澄んでいれば,ここから実際の富士山が眺められるみたいですが,今日は見えませんでした。
“富士山運”があまりよくないんです。
そろそろ熱中症になりそうですので,
街歩きは止めて列車に乗車し,馬橋駅へ”かぶりつき”※で引き返します。
※【鉄道用語】かぶりつき:列車の車両先頭付近に乗って,前方の景色などを熱心に眺めること。
秋葉原駅へやってきました。
本日の”麺鉄”は,秋葉原駅構内にある信州そば「新田毎」。
店の前はよく通るのですが,これまで入店したことはありませんでした。
古くからの固定ファンが多いお店みたいです。
?!
価格は安く,分量も多めですが,別段美味しいというわけでもないですね。
かき揚げがあまり好きでないということもありますが。
「そば」ではなく,「ステーキカレー」がこのお店の名物ということですので,次回,試してみたいと思います。
昼食後は「六本木ヒルズ」へ。
52階の展望台「TOKYO CITY VIEW」で開催中の『銀河鉄道999』50周年プロジェクト「松本零士展 創作の旅路」を観覧します。
『銀河鉄道999』の世界に引き込まれる演出です。
時間をかけて
ゆっくりと
堪能させていただきました。
52階ですので,同時に高さ250mからの眺望が楽しめ,とてもお得感があります!
グッズも購入!
さて,本日,最後の目的地へ。
中央本線の特急「あずさ」に乗車し西へ向かいます。
30分で八王子駅に到着。
せっかくの特急「あずさ」の乗車で,30分はホント乗り足りないです。
ところで,この変な虹色のモニュメントの「八」は,八王子の「八」を表しているのでしょうか?
八王子駅からは普通列車に乗り換えて30分強,
四方津(しおつ)駅へやってきました。
目指す「コモアしおつ」は,山梨県上野原市のニュータウンで,この崖の上にあります。
そして,この斜面に設置されたガラスドームは「コモア・ブリッジ」。
斜行エレベーターとエスカレーターで,麓の「四方津駅」と崖の上の「コモアしおつ」を結んでいます。
斜行エレベーター2基とエスカレータが設置されています。
斜行エレベーターは片道約4分,エスカレーターは片道約8分で上下を結びます。
斜行エレベーターの操作盤は,「下」と「上」の2つのボタンがついています。
エスカレーターは上りしかないため,斜行エレベーター上り1回,下り2回,エスカレーター上り1回と,2往復してみました。
「コモアしおつ」を散策します。
四方津駅までは,中央本線で東京駅から87分,新宿駅から72分のアクセス。
1987年に造成が開始され,1991年より宅地分譲が開始されたニュータウンで,街開きから約35年が経過しているため,オールドタウン化が進行しているのではないかと思っていましたが,予想外にも瀟洒な街並みが広がっています。
一軒一軒の住宅は,それぞれ個性的で高級感があります。
グランドピアノやバイオリンの演奏が聞こえてくるような佇まいです。
うらぶれ果てた老人ばかりの街ではなく,若い世代や子どもも少なからず居住しているようです。
郊外の山梨県に位置するだけあり,それぞれの宅地の区画は広く,公園や緑道なども配置され,ゆとりのある都市計画です。
自然豊かで閑静な住環境に加えて,ショッピングセンター,医療施設,小学校,派出所など,最低限の生活施設もあり利便性も担保されています。
そして何といっても,“鉄道”がある安心感,
都心に直結する中央本線の存在が,街の魅力に大きく貢献していると思います。
本日は大月にて宿泊します。
充実の1日でした。
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