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知らぬ間に,相当数の航空機が侵犯しているじゃあないですか! コントレイル(飛行機雲)がその証明です。
現在の国際情勢のトレンドから,旅客ひとりあたり1円の通航料をいただいてもよいでしょう。国際的に相互主義というルールがありますから,当然,ペルシャ人(イラン人)は10万円ですね。

葉といえば,緑色のイメージですが,
この季節,街中で目にする生垣の木の新しい葉は赤色のものをよく見かけます。

これは,せっかく芽吹いた新しい葉が,すぐに虫に食べられないように,虫が葉と認識しにくい赤色にしているという説が有力だそうです。

赤ちゃんが赤いのも,虫がつかないようにするためなのかもしれません。

今年度は能開センター和歌山校での高3生対象の講座からのスタートです。

ほとんどの高校3年生は,共通テスト本番まであと1年あるという感覚なんですが,カレンダーを見るまでもなくあと9か月なんです。
しかも,ほとんどの高3生は,地理対策を後回しにして結局時間切れになり,共通テストの地理で点数が取れず,浪人して河合塾にやってきます。
意外にも,受験は地歴公民科目で差がつきます。英語,数学,国語など主要教科の受験対策は誰もがやるので,実はあまり差がつきません。

能開センターでは,本日より「出題頻度順」カリキュラムで講義が進んでゆきますので,講座受講生のみなさんは正しい選択をしました!!
まわりのライバルたちは秋くらいになってから,ようやくやりはじめますが,地理マニア以外はたいがい失敗します。
講座受講生のみなさんは,すでに他人に敵はいません。あとは自分との戦いのみです!

2024年の春以来,2年ぶりに牡蠣(かき)を食べに赤穂市の坂越(さこし)へやってきました。ただ,今年は不作ということらしいです。

今回は,おなじみ牡蠣に造詣が深い河合塾地理科講師K氏,日本の餅(もち)を愛して止まない河合塾英語科講師K氏が参加。この企画の初期メンバーです。

一般に牡蠣といえば,広島や三陸海岸などが有名ですが,
20年くらい以前でしょうか,たまたま訪れたここ坂越で,この圧倒的に大きくて美味しい“坂越牡蠣”に出会いました。

う~ん,やはり,
たしかに不作ですね。
牡蠣の大きさ,テイストともに,残念ながらいつもの“坂越牡蠣”とは全然ちがいます。

牡蠣に造詣が深い河合塾地理科講師K氏の決断もあり,牡蠣以外の海産物を多めにいただきます。

さて,そのまま帰るのはもったいないので,県境をまたいで兵庫県から岡山県に入り,1991年に廃止された「片上鉄道線」跡をたどることに。

片上鉄道線は,同和鉱業が運営していた私鉄です。岡山県備前市の片上駅と現在の美咲町(旧柵原〈やなはら〉町)の柵原駅を結び,柵原鉱山で産出される硫化鉄鉱の貨物輸送と旅客輸送を担っていました。

この場所は山陽本線の和気駅の南側。
自転車道がカーブしていますが,いかにも廃線跡の形状です。
南の片上駅からやってきた旧路線は,和気駅を出ると,この先で山陽本線を跨線橋で越えて北に向かいます。

片上鉄道線は,和気駅からは吉井川に沿って北上していました。

!! 河川に橋脚の跡が残っています。
かつての備前塩田駅と備前福田駅間で,吉井川の左岸から右岸へ渡っていたようです。

終着駅の旧柵原駅のひとつ手前,旧吉ヶ原駅へやってきました。
かつての駅構内は「柵原ふれあい鉱山公園」として整備され,駅や鉱山施設などが保存されています。

駅名表示板に花飾りが。
よかれと思って施していることは理解しますが,
“鉄道原理主義者”の立場としては,あまり好ましくない光景といえます。
せっかくの鉄道風情が台無しですね。

公園内には「柵原鉱山資料館」がありますが,
到着したのが14時50分,開館時間は15時までということで,残念ながら入館することができませんでした。

この一帯に存在した柵原鉱山は,黄鉄鉱を中心とした硫化鉄鉱を産出する大規模鉱山でした。硫化鉄鉱からは硫酸を取り出し化学工業の原料として,肥料,塗料,電池などの製造に利用されました。

鉱石の運搬に使われていた川舟や坑内軌道用車両も展示されています。

ボランティアによる動態保存が行われているため,線路をはじめ各種設備もきれいに残されていますね。
右奥に見えるのは,鉱山の竪坑櫓を再利用したオブジェです。

右ヨシ! 左ヨシ! 右ヨシ! 足元ヨシ!
線路を横断する際は,指差喚呼(しさかんこ)して渡りましょう。

旧吉ヶ原駅から西へ約300mのところに,片上鉄道線の廃止後につくられた新駅「黄福柵原(こうふくやなはら)駅」があります。この両駅間で線路などの設備が維持され動態保存が行われています。

ちなみに,「黄福」というのは,“卵かけご飯”でまちおこしを進める美咲町のキャッチコピーらしいです。“鉄道原理主義者”の立場としては,あまり好ましくない印象のネーミングといえます。

ディーゼル機関車「DD13ー551」,気動車「キハ303」と「キハ312」が保存されています。

おや,
平日の昼間にもかかわらず,2人の中年のおっさんが歩いています。おそらく自由業の予備校講師ではないでしょうか。そして,間違いなく鉄ヲタでしょう。

片上鉄道線は,さらに1kmほど北西に位置する終着駅の柵原駅まで路線が存在しました。
線路は撤去されていますが,築堤が残っていました。
旧線の脇には鉱山住宅と思われる建物もあります。

そして,終着駅の柵原駅跡へ。
アスファルトに埋もれていますが,線路の一部が残っています。
かつての選鉱場も,建物は撤去されていますが基礎部分は残存しており,なかなかの存在感です!

片上鉄道線の廃線巡りは終えましたが,JR姫新線にも近いということで,名駅舎「美作江見駅」へやってきました。

地方ローカル線に残る昔ながらの駅舎です。
タクシー乗り場,郵便ポスト,電話ボックス,桜の木,
レトロ駅舎に必要十分なものがひととおりそろっています。

ちょうど,列車がやってきました。
乗降客は3名でした。

駅前には大衆食堂が。
駅前食堂って堅実に美味しいんです。
残念ながら,閉店しているようです。

つづいて東隣の駅へ。
これまた名駅舎の「美作土居駅」。
タクシー乗り場,郵便ポスト,電話ボックス,松の木,
レトロ駅舎に必要十分なものがひととおりそろっています。

内部もレトロ駅舎と設備の
必要十分条件を満たしています。

シブイ表示板もあります。
かつては看板屋が手書きで描いていました。名人技です。

!!
これ,タブレット閉塞の設備ですね!

iPadの通信不良のことではありませんよ。

タブレット閉塞とは,鉄道の単線区間において正面衝突事故を防ぐために,「タブレット」と呼ばれる金属製の円盤の通行証を列車が携行する運行保安システムのことです。
美作江見駅と美作土居駅の間では,ひとつしかないこのタブレットを携行する列車しか通行できないしくみにして,事故を回避していたということです。

駅に隣接して,鉄道官舎(国鉄職員用の住宅)の廃屋がありました。
かつては活気ある駅であったことがわかります。

さて,「播州ラーメン」というご当地麺があるということで,“日本のへそ”として知られる兵庫県西脇市にやってきました!

かつて西脇市では繊維産業がさかんで,集団就職でやってきた女子工員が好んだ甘口の醤油ラーメンを提供したこのお店「西脇大橋ラーメン」がルーツらしいです。

!?
フツーの醤油ラーメンですね。
若干,スープが甘めのフツーの醤油ラーメンですね。
麺類に造詣が深い河合塾地理科講師K氏,日本の餅(もち)を愛して止まない河合塾英語科講師K氏ともに,同じ感想です。

小賢しくまちおこしを画策するのであれば,スープに砂糖を大量投下して,「甘福播州ラーメン」とすることをご提案します。

西脇市といえば,国鉄鍛冶屋線。
こちらも1990年に廃線となっています。
本日最後の訪問地,旧市原駅にある「市原駅記念館」にやってきました。
市原駅を再現した建物です。遅い時間ですので,内部には入れません。

屋外には「キハ30」が展示されていましたが,なぜかよくわからないペイントがなされています。
“鉄道原理主義者”の立場としては,かなり好ましくない印象のペイントといえます。

今年の牡蠣企画は,相当“鉄分”多めとなりました。
ありがとうございました。