おはようございます。
大分市鶴崎の朝です。
昨晩,ここで宿泊したもうひとつの理由は,家人のリクエストで,
この「三角チーズパン」を購入することにありました。
この地区の4つ高校内でしか売られていなかった購買パンで,“幻のパン”とよばれていましたが,地元のタウン誌が紹介したことをきっかけに一気に話題となったようです。
「つるさき食品」本社直売所にて,無事購入!
さて,本日は日豊本線を南下し佐伯に向かいます。
豊後水道両岸は典型的なリアス海岸です。
佐伯駅に到着。
先日のN予備校のライブ授業「TETSU×CHIRI」で解説したとおり,日本の多くの都市では中心駅が街はずれにあります。佐伯駅も中心市街地から少し離れた場所に位置しています。
徒歩で中心市街地へ向かいます。
?! この遊歩道のカーブの形状と道幅!
かつての線路跡でしょう。
佐伯といえば,ラーメン。
今回の麺鉄3食目は,「佐伯ラーメン」をいただきます。
「啜り処 粋元」にて。
ほうれんそうをトッピングして,“家系”風のアレンジを加えました。
トウガラシ高菜が食べ放題です。
食後は街を散策。
佐伯は城下町で,歴史的な街並みが残っています。
「歴史と文学のみち」。
なかなかの風情です。
丁字路。
城下町の防御機能をもった街路網もいたるところにみられます。
民家の塀に,狭間(さま)?
銃弾や矢が飛んできそうです。
佐伯城三の丸櫓門。
佐伯城跡へはここから山を登って行かなければならないため,今回はスルーします。
元武家地を離れて,元町人地のほうにやってきました。
これはなかなか個性的な形状の建物です。
佐伯鶴城高校があります。
伝統校です。高校野球の甲子園にも何度が出場しています。
やはり地方都市の中心商店街のアーケード街は,シャッター通り化しています。
車を乗り入れて,店の前に堂々と駐車し理容店を利用しているヒトがいますが,人通りがありませんので,何の支障もありません。
この出っ張り,気になりますね。
かつては何を販売していたのでしょうか?
街のいたるところに掲げられています。
佐伯は造船の街でもあり,今では珍しくなった船台から海へ滑りゆく昔ながらの進水方法での進水式を見学できるそうです。残念ながら,本日は行われないようです。
そして,佐伯といえば,もうひとつ麺類があります。
今回の麺鉄4食目は,「ごまだしうどん」。
うどん右側にのせてある「佐伯ごまだし」は,焼いた白身魚をゴマと一緒にすりおろし醤油などを混ぜて作られる伝統的調味料。
ゆでたうどんにのせてお湯をかけ,よくかき混ぜていただきます。
さて,今回の逃亡の旅ですが,現実も見据えて,早くも岐路につきます。
にちりん大分行きに乗車。
大分駅乗り換え時間1分で,向かい側のソニックに乗車。
振り子式列車ソニックの荒々しい運転にて小倉駅へ。
稲が黄金色に実っています。
振り子式列車ソニックに乗った後の山陽新幹線。
何と安定した走りなんでしょう!
徳山の石油化学コンビナートの夕景を車窓から眺めながら,逃亡の旅を終わらせます。
ありがとうございました。
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