場内進行!

北九州市,小倉の朝です。
よい天気にめぐまれました。


「小倉かまぼこ」本店。
朝食を買いに来ました。

旦過市場名物「カナッペ」を買い食い。
魚のすり身にたまねぎ,にんじん,こしょうを混ぜ込み,薄い食パンで包んで揚げた不思議なたべものです。

小倉中心街を少し散策します。
紫川のほとりに出ました。
新旧さまざまな建築物が並んでいます。
北九州市役所,小倉城,リバーウォーク北九州,小倉D.C.Tower,日本製鉄九州製鉄所などがズラリ。

そして,紫川にかかる中の橋(太陽の橋)上には,「マカロニ星人」の集団が。

こちらは昭和時代の建物だと思いますが,外観のリフォームデザインはおもしろいですね。このような老人になりたいと思います。

! なつかしい昭和時代の予備校。健在です。

『努力は実る』のキャッチコピーも,いまだに掲げています!

努力は実りません。
努力は自己満足なんです。そして,それでよく,それだけですばらしいのですが,
「努力は実る」と断言することで,非常に多くの若者を悩ませてきました。

この後の一大イベントに備えて,早めのお昼ごはん。
今回の麺鉄2食目は「焼きうどん」。
小倉の名物ということですが,
自分のなかでは,焼きそばや焼きうどんは,麺類では格下とみています。街おこしのための安易なご当地グルメとして全国各地に存在し,どれもこれも結局はソース味でしょ,という不信感があるためです。

ところが,
これは案外,
美味いですね。

と言いながらも,1か月も経てば忘れて,再び焼きそばや焼きうどんをディスってると思いますが,これはおそらく,焼きそばや焼きうどんは,お好み焼きの副産物でしかなく,深く印象に残らない地味なたべものだからだと思います。

小倉駅へ戻り,ファミリーマートにて「オリジナルLEDキーホルダー」新規2種類をGET!!

ところで,対象商品の飲料は5種類あるのですが,「1房分のぶどう」ばっかり買ってるのは,ほかの4種類が,ほうじ茶,無糖紅茶,2種類のミルクティーとなっているからです。
自分は,茶はほとんど飲まず,砂糖たっぷりの紅茶やコーヒーが好きですが,紅茶に牛乳を入れるなんてもってのほかと考えています。

さて,小倉を後にして,JR鹿児島本線で西へ向かいます。

日本初の立体交差駅の「折尾駅」にやってきました。
かつては,鹿児島本線と筑豊本線,これらをつなぐ短絡線が複雑に絡み合った迷路のような構造の駅でしたが,新しい駅舎へと改築されました。かつての1番線の線路がモニュメントとして保存されています。また,折尾名物「かしわめし」の駅弁の立ち売りも行われています。

JR筑豊本線に乗り換えて,今回の折尾駅改造で新たにつくられたトンネルを抜けて,直方駅へ向かいます。

直方駅からは,平成筑豊鉄道伊田線に乗り換えて,金田(かなだ)駅までやってきました。

ここで,「K塾鉄道マニア倶楽部」のメンバー3名と現地集合! 個人情報保護の観点からメンバーの氏名やイニシャルは非公表とさせていただきます。

まずは,車両基地見学です。
右ヨシ !左ヨシ! 右ヨシ!
指差喚呼(しさかんこ)しながら,線路を1本1本わたってゆきます。

車両内からの洗車見学。レアな体験です。

こちらは全般検査中,いわゆる“全検”中の車両です。
台車が取り外されています。

すでに,2023年11月と書き込まれています。自動車でいう車検ですね。

鉄道ファンおなじみの「新潟トランシス」製の車両です。

メンバーの方のツテもあり,今回は特別に鉄道車両の運転をさせていただきます!!

やってみるとわかりますが,運転手さんはなかなかたいへんです。


運転台切替スイッチを切り替えて,ATS(自動列車停止装置)を入れ,マスコンキーを差し込んで回します。
逆転ハンドルを前進に入れ,ディスプレイの表示を見て指差喚呼「前進ヨシ!」。
指差喚呼「前方ヨシ!」,指差喚呼「戸閉ヨシ!」。
汽笛一声。
ワンハンドルマスコンをニュートラルに入れて,圧力計を確認。

そして,ようやくマスコンハンドルを加速に入れてゆきます。

「場内進行!」

その他,ポイントの切り替え作業などなど,あっという間の2時間半でした!!
ありがとうございました!

「K塾鉄道マニア倶楽部」のメンバーとは別れ,平成筑豊鉄道伊田線,田川線と乗り継ぎ東へ。
九州最古の木造駅舎「油須原駅」を通ってゆきます。

行橋駅でJR日豊本線に乗り換えて,大分方面へ向かいます。

中津駅で列車の接続待ち時間があったため,途中下車。

大分県中津市といえば,

からあげ!

振り子式列車ソニックの荒々しい運転にて大分駅へ。
車体改造されたのか,足元スペースが妙に広いのはよいのですが,座席からテーブルがとても離れていて役に立ちません。

大分駅から3駅目,鶴崎駅に到着。
一般的な旅行者は下車することのない駅だと思いますが,地理講師はここで下車しなければならない理由があります。

本日は,全国総合開発計画(全総)の拠点開発方式によってつくられた「新産業都市」大分地区の臨海工業地域のど真ん中での宿泊です。大分地区は新産業都市の優等生といわれ成果をあげました。

ねっと ちきゅうげきじょう

Earth Theatre Online

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