離島シリーズ2026 2日目

おはようございます。

今朝はカフェにて,日本三大うどんのひとつ「五島うどん」をいただきます!

麺は細くて強いコシがありツバキ油を使って滑らかに仕上げられており,つるっとした喉ごしです。そして,なんといっても,あご(トビウオ)出汁のスープが絶品です。沖縄そばに通ずる部分があるようにも感じました。

本日は,福江島の北東部,隣に位置する久賀島(ひさかじま)に渡ります。
島全体が世界遺産(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産)です。

人口は250人ほどで,島内にはレンタカーが数台とタクシーが3台しかありません。
いま電話で問い合わせたところ,あいにくレンタカーはすべて予約済みでとれませんでしたが,なんと奇跡的にタクシー1台を手配してくれることになりました!!
何か月も前から予約が入るそうです。偶然にも運がよかっただけで,行きあたりばったりの旅で行く島ではありません。

五島列島は山地が沈水して形成されたリアス海岸が卓越しますが,地形はとても多様性に富んでいます。

K氏は船員に船室内で着席しておいて下さいと言われたようで,船室にとどまっています。自分は言われなかったので,船の甲板に出てきました。

海上から海岸線を眺めています。

!! やや!
これは,陸繋島と陸繋砂州(トンボロ)ですね。
いや,陸繋砂州部分の堆積物が少ないため,陸繋島モドキと陸繋砂州モドキといったほうが正しいでしょうか。

福江港を出て約20分,あっという間に久賀島の田ノ浦港に到着。
タクシーが来るまで30分ほど時間がありますので,港の周辺でぼや~っと過ごします。都会でぼや~っとするのとは違い離島では気分がよいものです。

タクシーに乗車し,海岸部の崖の上の細い道をたどって島の東部に位置する五輪集落へやってきました。集落まではクルマが通れる道がないため,途中からは山道と堤防上を徒歩でアクセスします。

集落が見えてきました。

「恋人よ」という曲で知られる昭和時代の流行歌手である「五輪真弓」の父方の出身集落でもあるそうです。

にゃんこが出迎えてくれました!

実は意外にもK氏は,河合塾では無類のネコ好きです。
しばらく戯れます。

「旧五輪教会堂」は閑かに佇んでいます。
隣に新しい教会が建てられ,教会としての役割は終えました。キリスト教の禁教が解かれた明治時代はじめ,島の南西部に浜脇教会堂として建てられ,昭和時代初期にここへ移築されたそうです。現存する木造教会堂としては最古級!

外観は和風建築ですが,内部はコーモリ天井にゴシック風の祭壇が設置されています。

これは,懺悔(ざんげ)をするところでしょうか?

海辺の教会ならではの眺めです。

昭和時代の大阪のタクシーは,雲助まがいの運転手も存在したため,横山やすしと同じようによくケンカをしたものです。
それに引き換え,久賀島のタクシーはきわめて良心的で,観光している間の時間は料金メーターを止めてくれており,距離料金のみにしてくれています。高齢者ばかりの島民のなかでは珍しく,運転手さんは20~30代くらいのおにいさんで,久賀島についてのさまざまなお話を伺うことができました!

さて,島の北東部にある折紙展望台にやってきました。
隣の「奈留島」やその向こうの「若松島」など,複雑な海岸線をもつ島々が一望できます。

!! やや!
これは,三角点ですね。
同行者が地理講師であるため,すぐに話が通じます。
三角点を見つけて,いっしょに盛り上がれるのがうれしいですね。

久賀島の中央部は久賀湾という入江になっており,波のおだやかな内海を利用してクルマエビの養殖が行われています。
残念ながら,現在はちょうどシーズンオフで,エビを見ることはできませんでした。

牢屋の窄(さこ)事件の現場も見ておきます。
明治元年に起きたとされる禍々しいキリシタン弾圧事件で,約200名が約20㎡ほどの牢に8か月間押し込められ42名が死亡したといわれています。
シンジラレナ~イ!

中心集落にある「久賀島観光交流拠点センター」へやってきました。
古民家を改修した建物が使われています。

椿油の小瓶が販売されていましたので,おみやげに購入!

浜脇教会までタクシーで送ってもらい下車。
こちらは昭和時代初期に建てられた新しい教会です。

船の出航時間まで1時間以上あるため,海岸を散歩しながら田ノ浦港へ向かいます。

!! 田ノ浦港の対岸って,
やや!
これは,陸繋島と陸繋砂州(トンボロ)ですね。
同行者が地理講師であるため,すぐに話が通じます。

なんと,久賀島にはお店が1軒もありません。島民は福江島に生活必需品を買い出しに行かなければなりません。
ただ,最近になって蕨集落に飲食店が1軒できたようで,港の待合所のトイレの横にチラシが貼ってありました。ここでお昼ごはんを食べてもよかったのですが,チラシの料理写真が,ど~見ても美味しそうには見えず,行くのはやめておきました。

福江港へ向かう船がやってきました。

福江島に戻り,レンタカーをとばして島の北西部の白良ヶ浜へ。午後3時を過ぎても営業していた「弁天」にて,かなり遅めのお昼ごはんを。
ここの五島うどんは,「五島巻(ごとうまき)」が入っています。昆布が入ったかまぼこですが,これ,なかなかの逸品です。

昭和時代の往年のアイドル,後藤真希を思い出しました。
たしか,おニャン子クラブのメンバーでしたかね。いや,こまどり姉妹のメンバーですね。
何いうてますのん,モーニング娘。じゃないですか!

五島列島は,とにかく海がめちゃめちゃキレイなんです。
島の北東部に位置する高浜海岸と頓泊海岸。

土砂が流入する大きな河川がないことや,暖流の対馬海流によってサンゴが生息することがおもな要因です。

そして,島の北東部には「京ノ岳」という火山がありますが,日本のようなプレートのせばまる境界付近において,溶岩粘性が小さくこれだけ平坦ですそ野の広い火山(楯状火山〈アスピーテ〉)の存在は非常に珍しく,とても興味深い地形です。
同行者が地理講師であるため,すぐに話が通じます。

本日,最後の訪問地へ。
福江島最西端の大瀬埼灯台に行ってみます。
駐車場から約1.2km,高低差200mの山道を歩いてゆきます。

約20分ほど歩くと,周辺は森林から草原に変わり,絶景がひろがりました!

展望台にはなぜか鐘が設置されており,よっぽど疲れたのでしょうか,K氏が激しく打ち鳴らします!!

福江の中心街に戻り,
夜ごはんは,「五島牛」のしゃぶしゃぶをいただきます。
「五島牛」は年間400頭程度しか出荷されないため,長崎県内でしか食べられない希少な黒毛和牛のようです。
消耗した体力を回復します。

ねっと ちきゅうげきじょう

Earth Theatre Online

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