河合塾の講義がありませんので,しばらくの間,名古屋大都市圏で暮らしてみます。
今朝は,名鉄(名古屋鉄道)名古屋本線に乗って東に向かいます。
愛知県といえば,
まずは,愛知県の三大用水のひとつ「豊川用水」を見学しておかなければ,
ということで豊川市にやってきました。
さらさらと流れています。
近くには旧東海道が通っており,「御油(ごゆ)の松並木」とよばれる並木道がおよそ600mにわたってみられます。
読んだことはないのですが,「東海道中膝栗毛」にも出てくるそうです。夏の日よけ冬の風よけに役立ったということです。
再び名鉄名古屋本線に乗って,「国府」駅へ。
「こう」と読みます。
何もこんなタンを吐きそうになるような発音の地名を,駅名にする必要があったのでしょうか。
名古屋鉄道の駅名には,「前後(ぜんご)」駅などユニークなものが散在しています。
終着駅の豊橋駅へ向かうのですが,
名鉄名古屋本線では普通と準急はひと駅手前のこの伊奈駅止まりとなります。
この先の平井信号場から豊橋駅までは,JR飯田線との共用区間の路線となっているためです。
豊橋駅の名鉄発着ホームは3番線のみです。
さて,豊橋へやってきた目的は,この「豊橋カレーうどん」!
麺類 × 鉄道の“麺鉄”を自称するものとしては,一度は食べておかなければならない逸品として,日本の餅(もち)を愛して止まない河合塾英語科講師K氏から推奨された麺類です。
上から,カレー,うどん,山芋のとろろ,ごはんの順に重なっています。
器の底からは,ごはんが出てきます!
カレーうどんとカレーライス,2度楽しめます。
豊橋市は人口約37万人,東三河の中心都市で,豊橋鉄道の路面電車が走っています。
LRV車両も導入されています。
隣町の豊川市に移動し,日本三大稲荷の「豊川稲荷」へお参りに。
門前町です。
道路に沿って商店が建ち並ぶ街村形態をなしています。
参道沿いのそれぞれの店先には,キツネの看板が置かれています。
立派な山門の豊川稲荷を後にして,
製造品出荷額約15兆円,日本最大の工業都市,豊田市へやってきました。
名鉄三河線の豊田市駅前は,再開発の工事中です。
豊田大橋と豊田スタジアム。
両方ともに建築家の黒川紀章の設計だけあって,なかなかのスペクタクルです。
矢作(やはぎ)川の河川敷には,“この木なんの木”の「日立の樹」ほどではないですが,かなりの大樹がありました。
新豊田駅から,“愛環”の名称で親しまれる第3セクターの愛知環状鉄道に乗車し,三河豊田駅近くにあるトヨタ自動車本社工場へ向かいます。
トヨタ自動車本館。
製造業だけあって,シンプルで機能的なデザインですね。
本社工場には「トヨタ会館」という企業博物館が併設されています。
自動車の車内に自由に入ることができます。
こちらは自動車の溶接ロボットですかね。
モビリティ社会での移動手段に関する具体的な展示もあります。
SDGsですね。
夕暮れとなりましたので,上挙母駅から名鉄で名古屋へ戻ります。
豊田市はかつて拳母(ころも)市でした。当時の地名が残る駅です。
「うわごろも」と読みます。
名鉄を大いに活用した1日でした。
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