現地取材PLUS

ということで,自費で行きます。
といいながらも,今回は半分が仕事です。

いや,3分の1が仕事です。

今年度実施予定の,ある模擬試験で出題する地域の現地取材を行うためです。守秘義務があるため,もちろんその部分はブログには掲載できませんが。
現地取材PLUSの短い旅に出かけます。

さて,2021年度受講生“ちきゅうふぁみりー”のみなさん,旅を楽しんでいますか? 地理は行けばすべてわかります。自分もあちらこちらへと実際に訪れてみて,はじめて知ることがたくさんあります。そしておもしろいことに,四半世紀もこの業界にいますと,旅先でかつての受講生に偶然お会いすることもあります。
 

現在,東海道新幹線で木曽三川のうち真ん中を流れる長良川を渡っています。背後には断層山地の養老山地がきれいに見えます。

栃木県の小山駅までやってきました。
1月後半にも来ていますので,おなじみです。
今日と明日は仕事での現地取材も行いますので,鉄道移動はあきらめて,ばんやむなくレンタカーを借ります。

お昼ごはんは,関東地方にしか存在しないチェーン店「山田うどん食堂」にします。

“特製大えび天うどん”を注文。

やはり,関東特有の黒いうどんスープです。

渡良瀬遊水地にやってきました。

地理ではおなじみの「足尾銅山鉱毒事件」で流出した鉱毒を沈殿させることや,洪水被害を軽減させる目的でつくられた日本最大の遊水地です。かつてここに存在した谷中村は,藤岡町に合併され廃村となりました。

遊水地の南部に位置する渡良瀬貯水池(谷中湖)は,平面形がハート型をしています。

遊水地とは,河川の増水時に氾濫を防ぐために一時的に水を貯留する場所です。
渡良瀬遊水地でも,渡良瀬貯水池以外の場所には,通常時はほとんど水は貯まっていません。

想像以上に広大です。
地理は行けば,すべてわかる。。。

渡良瀬遊水地の周辺は,県境が入り組んでいる場所です。

埼玉県,群馬県,栃木県は,3県境がこの1地点で接しています。
田んぼの真ん中なんですが,観光地化されています。

さらにこの近くには,埼玉県,栃木県,茨城県の3県境もあるのですが,こちらは川の中なので行くことができません。写真の左奥の川の中であると推定されます。

この後は,模擬試験で出題する地域の現地取材へ向かいます。

無事,仕事を終えて,夜ごはん。

日本で最初にラーメンを食べたのは,江戸時代の副将軍の水戸光圀(水戸黄門)という説があり,これを再現したものが“水戸藩らーめん”。レンコンを練りこんだ麺と,「五辛」とよばれる薬味を入れるのが特徴らしいです。
ただし,すでに室町時代に京都の僧侶が食べていたという説もあるようです。

ところが,
“水戸藩らーめん”を食べるために訪れた水戸市内の提供店の多くが,
なんと閉店,閉店ばかり。
中国武漢人工ウイルス禍の影響なのでしょうか。おそらく近平のせいです。

茨城大学の前にある「大興飯店」にて,ようやくありつけました!
なるほど,独特の色の麺ですね。

本日はここまで。宿泊地に戻ります。

ねっと ちきゅうげきじょう

Earth Theatre Online

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