本日は午前中の河合塾のゼミ講義がありません。
新大阪駅からおおさか東線に乗ります。
奈良ゆきの直通快速が入線していましたので,乗り込みました。
車内は321系のロングシートで,ほんとうに味気ないですね。なぜ転換クロスシート車両を投入しないのでしょうか。
車窓風景も非常に味気がないですね。
JR河内永和駅に到着。ここで近鉄奈良線に乗り換えます。
「じぇいあーる」などというふりがなを表示する必要があるのでしょうか。川平慈英にはふりがなが必要ですが。
近鉄河内永和駅。
マイナー駅がおおさか東線の開通で乗り換え駅になりました。
駅の人生というのも,時に何が起こるかわかりませんね。
近鉄奈良線で次の布施駅に出て,さらに近鉄大阪線に乗り換えます。
近鉄大阪線は河内山本駅を過ぎると,直角にカーブしてしばらくは生駒山地に沿って南進します。
きれいな断層山地が眺められます!
大和八木駅に到着。
駅ナンバリング表示が大きすぎて,味気のない駅名表示板となっています。
ここで近鉄橿原線に乗り換え。駅間が短く次駅の八木西口駅が見えています。
畝傍御陵前駅に近づくと,大和三山のひとつ畝傍山が目前に迫ってきます。
実は10回以上登ったことがあります。
ふもとには初代天皇の神武天皇の陵があります。
橿原神宮前駅に到着。
ホーム右側が狭軌の0番のりば,左側が標準軌の1番のりばとなっています。0番のりばには乗り換えの利便性の面から,臨時列車などが入線する場合があるようです。
今回は歩いて5番のりばへ向かい,近鉄吉野線に乗り換えます。
橿原神宮前駅から15分ほどで,「吉野口駅」に到着!!
一度,途中下車してみたかった駅です。
古い木造駅舎のままです。
近鉄吉野線とJR和歌山線の乗り換え駅となっており,近鉄の特急停車駅で待合室も広くホームも5番のりばまであります。残念ながら現在は閉店してしまいましたが,2018年までは駅構内に駅弁売店も設置されていました。
鉄道ファンにしかわからないかもしれませんが,こういう山のなかの乗り換え駅というのは,何か秘境のなかの安全地帯的な感覚があって,たまらないですね。
JR和歌山線の次の列車まで少し時間がありますので,駅周辺を少し散策します。
駅構内には駅弁売店はなくなりましたが,駅近くで駅弁は購入できます。創業明治四十四年の「柳屋」さんで,「鮎すし」を買いました!
“レジ袋”は無料でつけてくれます。
というよりも,客から見えるところにレジがないため,レジ袋ではなく単なる“袋”ということです。
さすがは吉野地方,駅近くには製材所があります。
駅前ではもうひとつ,このお店も開いてました。
もとは魚屋のようですが,今は駅前のコンビニ的役割を担う商品ラインナップでした。
飲み物を購入すると,もちろん単なる“袋”をつけてくれました。
さて,駅に戻って,「鮎すし」をいただきます!!
鮎といえば,小骨が多く食べにくい印象がありますが,このようなすしの状態に加工されていれば食べやすく,美味しくいただけました!
ここからはJR和歌山線に乗り換えて,和歌山駅に向かいます。
五条駅で3分停車。
奈良県五條市では,「五條」表記への統一が進められていますが,駅名は「五条」表記のまま残されています。
JR和歌山線は五条駅を過ぎると,和泉山脈に沿って西進します。
本日2回目のきれいな断層山地です。
そして,新大阪駅から4時間強,和歌山駅に到着です。
和歌山英数学館の講義まで,まだ1時間強ありますので,何か食べようということで,
和歌山駅西口から少し行ったところにある
生そば「更科本店」へやってきました。
レトロなディスプレイに豊富なメニューが並んでいます。
そば屋に来て,あえて「中華そば」を注文してみました。
ところがこれが,
なかなかの逸品です。
スープの味にとても深みがあります。
再来店,決定です!!
大阪府,奈良県,和歌山県と約5時間の旅行気分を味わうことができました。
ありがとうございました。
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