東京行きの東海道新幹線は名古屋駅で下車し,中央本線の特急「しなの」に乗り込みました。
明日は東京で映像講義の収録があるため,仕事の前日から現地入りする,業界用語で言ういわゆる“マエノリ(前乗り)”です。
中央本線西線の車窓における最大の見どころ「寝覚の床」。
一瞬で通り過ぎてしまうため,毎度毎度,見逃してしまうのですが,本日は確実に捉えました!
長野県の中央部までやってきました。
飛騨山脈(北アルプス)には雪が積もっています。手前はブドウ畑です。長野県のブドウ生産量は都道府県別で第3位です。
名古屋駅から約2時間弱,塩尻駅に到着。
ひさびさにご当地グルメの「山賊焼」が食べたくなり,途中下車して寄り道を。
駅舎にある「ほっとして ざわ 塩尻駅店」へ。
注文してませんが,自家製の野沢菜を出してくれました。さすがは長野県!
「山賊焼」。ご当地グルメです。
下味がしっかりついているので,そのまま食べても美味なんですが,ガーリックパウダーを添加すれば,さらに美味1.5倍増です。
次の列車の時間まであと20分ほどありますので,約40年前に移転した旧塩尻駅跡をみておきましょう。
駅前ロータリーが残っています。塩尻の中心市街地には旧駅からのほうが若干アクセスがよさそうです。
さて,塩尻駅から東京駅までの中央本線東線は,車内で暮らせる特急車両,JR東日本E353系電車を使用した特急「あずさ」で3時間弱の贅沢な列車旅を楽しみます。
諏訪湖岸を走ります。
断層湖であることがよくわかります。
山梨県側から富士山を望みます。
釜無川沿いからはよく見えます。電線が邪魔ですが。
甲府駅からは乗客が増えます。
甲府盆地のブドウ畑と扇状地を眺めているうちに,
夕焼け小焼けで日が暮れて,
富士急行線との接続駅の大月駅に到着。
ここで富士急行線に乗り入れている特急「富士回遊」と連結し,12両編成となります。
大月駅から約1時間で,メトロポリス東京の副都心に位置する新宿駅に到着。
塩尻駅から,あっという間の3時間でした。
本日の宿泊地は「西葛西」。
ホテル宿泊費の高騰で,三流ローカル講師レベルでは,メトロポリス東京の都心に立地するホテルには泊まれません。
荒川を東に渡った西葛西まで来ると,少しは価格が落ち着きます。明日の仕事場の銀座までは,ここから電車で30分程度なので許容範囲内です。
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