京浜急行電鉄で休日を

満喫します。

昨日から東京に滞在していますので,まずは品川駅へ。

昨年より半導体不足で発売中止となっている「PASMO」ですが,「京急全線1日フリーパス」を購入することで発行されました!

歴史探訪ということで,“生麦村”にやってきました。
「生麦生米生卵(なまむぎなまごめなまたまご)」などという早口ことばもあり,地名にインパクトがありますね。

生麦駅から徒歩5分ほどで,旧東海道に出ました。
何の変哲もない住宅街です。

何の変哲もない住宅街ゆえに,
「生麦事件発生場所」の表示板に気づかずに,いったん通り過ぎてしまいました。

生麦事件とは,1862年,薩摩藩の島津久光の行列のなかにイギリス人4名が馬に乗ったまま入り込んだため,藩士がこれらを殺傷した事件で,これをきっかけに薩英戦争が勃発しました。幕末・維新の歴史ではよく知られています。

旧東海道を江戸方面に進むと,JR鶴見線の「国道駅」があります。
鶴見線と京浜国道(国道15号)との交点に位置することに由来する駅名です。

高架下はアーチ型の支柱が並び,レトロな景観をつくりだしています。阪急中津駅の横浜市版といえます。

高架下の店舗はほとんどが廃業しているようです。
薄暗くうらぶれ果てた空間のなかを,高齢者がゆっくりと動いています。

JR鶴見線「国道駅」の近くには,京急「花月総持寺」駅がありますので,ここから再び京急線に乗車。
それにしても,関西人が聞けば,大阪府茨木市に吉本興業が新しい劇場をつくったがごとくの駅名です。

南下して三浦半島へ。
海へ向かう私鉄としは,関西でいう南海電鉄と同じ感覚です。

三浦海岸に来たわけですから,やはり海を眺めておかなければ。

そして,三浦海岸に来たわけですから,やはり海の幸を食べておかなければ。

まぐろの白子鮨というのは,なかなか珍しい逸品です。

さらに,三浦半島といえば,「YRP野比駅」は必須の探訪地。

かつて河合塾のマーク模試の「地域調査」の大問で出題された場所です。模試中に地理選択の受験生全員が,「ドラえもん」を思い浮かべながら設問を解いたという逸話が残っています。

本日,もうひとつ,歴史探訪ということで,

ペリー上陸地の浦賀へ。

「ペリー歯科」なんてものがありました。

歯の治療の際には,アゴがはずれそうなほど大きく開口を求められそうで行きたくはないですね。

浦賀の町は,平地に乏しく山が海に迫った地形で,坂道を登るとかつての造船ドックが見えました。

熱中症の危険が高まってきたため,京急線で日ノ出町駅まで戻り,「みなとみらい」へやってきました。

横浜ランドマークタワーの下には,「ドックヤードガーデン」があります。

これは,スゴイ!!

商船用の石造りドックであった旧横浜船渠第2号ドックを,解体し復元したものだそうです。ドックとは,船渠(せんきょ)ともよばれ,船の建造や検査・修理を行うための設備です。

「汽車道(旧臨港線跡)」と「YOKOHAMA AIR CABIN」,

「馬車道」などを散策。

神戸と比べて,横浜のまちづくりは巧みです。


さて,本日最後の探訪地にやってきました。

“鳥”グッズ収集で知られる河合塾化学科講師K氏おススメのお店「センタービーフ」。
横浜関内本店にて「ステーキライス」でシメます。

ありがとうございました。

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