夏休み2日目。
2泊3日でグランピングを楽しみたかったのですが,昨日は土曜日のため満室。
やむなくトレーラーハウス型の宿泊施設にて朝を迎えましたが,リーズナブルかつ機能的でした。
直島に渡るフェリーに乗船するため,宇野港にやってきました。
ミストが発生するオブジェを見つけたとたんに,子どもたちは突入!
わたくしも,この後,突入しました。
宇野港から直島の宮浦港まで約20分,岡山県から香川県へ県境を越えて,直島に渡ります。
宮浦港の売店にて,缶バッジを購入!
宮浦港にある直島のシンボル
草間彌生の「赤かぼちゃ」!
直島はアートの島。
「カフェ コンニチハ」。
外国人観光客の多くが,口に出して「カフェ コンニチワ」と言いながら,店の前を通り過ぎてゆきます。最初に覚える日本語が「コンニチワ」だからでしょう。そして,必ず“チ”にアクセントをおいた発音となっています。
漫画家・イラストレーターのまつざきしおり氏が,ここで働いていたようです。
この「カフェ コンニチハ」を訪れるのは,今回が2度目です。10年ほど前に幼児だったムスメっ子と2人で来たことがあります。
お店のなかは,時間が止まったかのように何も変わっていません。
島内の民家などの建物には,いたるところにおもしろい仕掛けがあり,飽きることなく散策を楽しむことができます。
この建物のなかにも,ムスメっ子といっしょに入ったことがありますが,ムスメっ子は記憶していないようです。
島内の公共交通は,町営バスが利用できます。
草間彌生の「南瓜(かぼちゃ)」を眺めつつ,「地中美術館」へ向かいます。
「地中美術館」へのプロムナードには,クロード・モネが造園した庭に植えられていた植物などを集めた「地中の庭」があり,気分を盛り上げてくれます。
エントランスにやってきました。
ムスメっ子も微かに思い出したようです。
瀬戸内海に浮かぶ島々の自然景観を壊してしまわないように,
その名称のとおり,建物の大半が地下に埋設されています。
これは誰ですか?
ナナフシ?
めずらしいですね。
建築家の安藤忠雄の設計です。
地下でありながら自然光が取り入れられ,1日,そして1年で作品や空間の見え方が刻々と変化することが,地中美術館ならではの特性といえます。
お昼ごはんは,日替わり海鮮丼。
「EAT LOCAL 直島食堂」にて。
それにしても,どこへ行っても外国人観光客が多く,
インバウンド利権をもつ政治屋と,それにしがみつく一部の業者や商売人のおかげで,日本人が旅情を感じられる国内旅行ができなくなりました。
再び,宮浦港からフェリーに乗船し宇野港へ戻ります。
宇野港から車で10分弱に位置する
プライベートグランピング「SETO NITE(セトニテ)」
に到着。
テント型の建物が並んでいます。
これまでいくつかのグランピング施設を訪れましたが,やはり新しくできるものほど快適性が高まってきている印象です。
瀬戸内のおだやかな海に面しています。
インフィニティプールを貸切ることもできるようです。
夕食は,前菜からのコース料理が楽しめます。
“キャンピング”の要素は小さくなってきている傾向です。
メインディッシュの「丸鶏のグリル焼き」が出てきました!
ある意味,写真映えが愉しめます。
しかし,これ,どうやって食べる??
とりあえず,紐を外しながら右往左往していると,スタッフがやってきて切り分けてくれました。
宿泊客は,何もすることがありません。
“キャンピング”の要素は小さくなってきている傾向です。
デザート。
やはり,“キャンピング”の要素は小さくなってきている傾向です。
夕食の後は,キャンプファイアを楽しみます。
キャンプファイアでは,マシュマロを火で炙ったスモアが,子どもたちには必須の追いデザートとなります。
現代の都会には,公園などで花火をすると,苦情を言うような心の狭いオッサン,オバハン,オジン,オバンが集積しているため,今や花火をすることができません。
子どもたちには,なかなかの貴重な体験となります。
ありがとうございました。
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