バスの車窓から見える
気になるお店がありました。
11時~15時の昼間だけの営業ということで,
講義の移動時間内に,ようやく来店するチャンスが。
老舗と思っていましたが,なんと今月オープンの新しいお店です。
和歌山市の中心商店街「北ぶらくり丁」入口にあります。
古い建物をリノベーションしたようです。
「ゴムの大田萬」改め,「うどんの大田萬」。
看板は,“大田萬”の部分はもとのデザインの字体をそのまま活かし,“ゴム”の部分が“うどん”に修正されています。壁面の「ゴム製品一式」,「ナイロン ビニール製品」などの表示はそのまま残し,かつての建物の雰囲気を最大限に温存した外観となっています。
入店前からセンスのよさを感じる店構えです!
価値に見合った価格設定となっており,賛同できます。
単に安ければよいというものではありません。
さすがは和歌山,とりあえずはミカンが置かれています。
天ぷらは揚げたてが提供されます。
加えて,
複数の調理スタッフの緊密な連携作業によって,一食ごとに,うどんのゆであがり時間と天ぷらの仕上がり時間が調整され,最良の状態でそれぞれの客に届けてくれます!
「かけ」うどんに「ちく天」トッピングです。
薬味と天ぷらは,うどんとは別々になっているところも,少し贅沢感があってうれしいですね。
料理はもちろん,スタッフにも活気があり接客も丁寧で,お店づくりの世界観を含めて食事を楽しむことができるうどん店です。和歌山に“うどん”の時代が到来しました!
地歴公民科の講義と,飲食店のお店づくりは似たところがあります。
講義で内容を伝えるのはあたりまえで,そこから先にある講義づくりの世界観,そのための演出を受講生に楽しんでもらうのがライヴ講義の醍醐味です。しかしながら,中国武漢人工ウイルス禍によって,講師・受講生双方のマスク着用が定着し,ライヴ講義は盛り上がりに欠けたまま,今年度も終盤を迎えます。
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