あずさ33号で帰路につきます。
いつもいつも東海道新幹線ばかりでは,出張の面白みがないですから。
本日はひさびさに東京銀座での映像収録の仕事でした。
次世代の教育コンテンツの開発現場へ行くたびに,地歴公民科の学習コンテンツとして,従来型の長時間対面LIVE講義は,まもなく終焉することを確信します。
E353系は,あいかわらず快適です。
シンプルで機能的な車内。
ほんとうはここに住み着きたいのですが,現実的には難しいため,塩尻まで約2時間30分の鉄道旅を楽しみます!
飲食物を持ち込み,PCで軽めの作業をしつつ,時々車窓を眺めながら,西へ移動します。
新大日影第二トンネルを抜けると,ぶどう畑の向こうに甲府盆地が一望できます。
盆地底まで降りてくると,勝沼扇状地が見えます。
手前に雲がかかり,富士山は少し見えにくいですね。
それにしても,山梨県が生産第1位のぶどうの果樹園が多いです。
約1時間30分で,甲府に到着。
駅前に甲府城があります。
甲府を出ると,列車は釜無川に沿って諏訪湖方面へ向かいます。
塩川の河岸段丘が見えます。
まもなく岡谷です。
断層湖の諏訪湖が見えます。ここで,糸魚川・静岡構造線と中央構造線が交差しています。
中央東線の沿線は,地理的見どころ満載です。
岡谷を出ますと次は塩尻に到着します。
塩尻駅には,立ち食いそばの「そば処 桔梗」があります。
改札内側のカウンターは,エレベータ設置のため縮小され日本一狭い駅そば店として知られ2人しか入れないのですが,現在は中国武漢人工ウイルス禍の影響を受けて,なんと“おひとりさま”限定利用となっています!
個室で贅沢に,立ち食いそばが楽しめます!!
“安曇野葉わさびそば”を注文。
立ち食いそばといえども,長野県だけにそばはほんとうにウマいです。
塩尻からは,特急しなので,名古屋に出ます。
乗車後,まもなく日が暮れてきました。
鉄道旅というのは,日没とともに終わりです。
約2時間強で名古屋に到着。
夢の世界から日常現実世界へ戻りました。
ありがとうございました。
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