本日は,河合塾神戸三宮校から河合塾上本町校,そしてTOPΣ京進草津校へ移動します。
大阪上本町から草津へ!
近鉄奈良線経由のルートがあるじゃあないですか!
ということで,河合塾の夏期講習「共通テスト対策地理B」の第1講でお話ししました“鉄道と勾配”について,現地からレポートします。
摩擦の小さい鉄のレールの上を鉄の車輪で走る列車は急勾配に弱く,高低差のある場所はなるべく線路の勾配を小さくして乗り越えます。
大阪上本町を出発した列車は東進し,布施駅を過ぎて間もなくすると眼前に,生駒山地が迫ってきます。
そして,瓢箪山駅からは北へ直角にカーブして,生駒山地の尾根の方向と並行しながら徐々に高度を上げてゆきます。
瓢箪山駅の先です。レールは左にカーブして徐々に高度を上げてゆくようすがわかると思います。
石切駅の手前までやってきました。
西側の車窓です。あべのハルカスが見えますね。
大阪平野が一望,夜は夜景がとてもキレイな場所です。
石切駅に到着。
標高約110m。
瓢箪山駅の標高は約10mですから,約3㎞弱の水平距離を要して100mの高低差を克服しています。
さすがに標高600mを超える生駒山上までは上れませんので,ここから先はトンネルで奈良盆地へ抜けます。
大和西大寺駅で近鉄京都線に乗り換えて,京都駅へ向かいます。
特急列車が入線してきました。
プラス520円の特急料金で,約30分間の贅沢な鉄道旅を楽しみます。
宅地開発も進みましたが,奈良-京都間の山城地域には,まだまだのどかな田園風景が残っています。
贅沢な鉄道旅はあっという間に終わり,JR線に乗り換えて草津駅へ向かいます。
草津駅に到着。
TOPΣ京進草津校の講義まで少し時間があるので,かつての教室跡を見に行くことに。
平和堂の4階は閑散としていて,新しいテナントは入っていません。
“Lty932”に移転してトイレが少しキレイになったのは意外とありがたいですね。
そして,旅行代理店「日本旅行」の発祥地である隣接する建物の1階店舗も閉鎖されていました。平和堂方面は少し寂しくなりました。
この後,講義です。
校舎移動を十分に楽しみました。
ありがとうございました。
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