なにがあってもなんとかなる

明日から12月です。
いよいよ受験の雰囲気の色濃い季節に入ってゆきます。

受験に向けて不安に感じているヒトは,そんなことは払拭して下さい。

いつも言っていますが,
もし大学受験に失敗してもプラスマイナスゼロなんです。
このことによって不幸になるなんてことはありません。キレイごとではなく。

想像を超えて社会は変化しています。みなさんの祖父母にあたる“団塊の世代”だけでなく,両親にあたる“団塊ジュニア世代”でさえ,彼らの価値観はもう古すぎてまったく通用しません。

予備校講師が言うとアイロニカルに聞こえるかもしれないですが,とくにこれからの時代は,医師や教師などを目指すヒトを除けば,大学に行くことの価値がどんどん低下するのは確実です。2030年頃には大学の文系学部なんて消滅しているかもしれません。

この意味でパラドキシカルに考えれば,みなさん受験生はかりそめにも大学入学を志望したわけですから,“結果を恐れずに”受験までのこの時期を単に全力で勉強すればよいだけです。

また,われわれはいろんなことにチャレンジしますが,残念ながら大概のことでは努力と結果は比例しないのが現実です。ところが,ありがたいことに受験というのは努力と結果がつながりやすいんです。運動部での経験のあるヒトは,勉強とスポーツで比較すればわかると思います。

さらに付け加えれば,人生というのはほとんどが“偶然”の積み重ねです。
昭和時代を代表する漫画“天才バカボン”の“バカボンのパパ”は,最後に「これでいいのだ。」と言います。“天才バカボン”はお釈迦さまの漫画といえます。

自分のこれまでの経験から言いますと,
この日本国にいるかぎり,
人生は,
なにがあってもなんとかなります。

ねっと ちきゅうげきじょう

Earth Theatre Online

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