宿泊ホテルで,Go To トラベルキャンペーンの“地域共通クーポン”をGETしました!
本日は雨ですので,公共交通機関の利用はあきらめて,レンタカーで糸魚川へ向かいます。
念願の「フォッサマグナミュージアム」にやってきました!
糸魚川は,地理ではおなじみ,東北日本弧と西南日本弧を区切る“フォッサマグナ(大地溝帯)”西縁の「糸魚川・静岡構造線」が通る場所です。
さすがは「フォッサマグナミュージアム」を名乗るだけあって,動画でわかりやすく解説されています。
ここ新潟県糸魚川市の姫川流域は翡翠(ヒスイ)の産地で,展示物の多くを占めています。
緑色ヒスイ。
たしかにキレイです。
日本国内や世界のさまざまな鉱物,鉱石,隕石,岩石が数多く展示され,石好きにとってはとても楽しいです。
“大阪石”なんていう亜鉛系の鉱物もあります。
“滋賀石”も。
自分はあまり興味はありませんが,日本国内や世界のさまざまな化石も時代別に展示されています。
ミュージアムの中庭に,ヒスイを文字盤にした日時計がありますが,沖ノ鳥島はよいにしても,北方領土や沖縄がデザインされていないのは,けしからんですね。
フォッサマグナミュージアムから車で少し行ったところには,フォッサマグナパークが。
「糸魚川・静岡構造線」の一部とみられる断層露頭が見学できます。
赤い▼と▲を結ぶ部分です。
ジオパークを訪ねるジオツーリズムをいったん終えて,JR糸魚川駅にやってきました。
駅前には「ホテルジオパーク」が。
しまった!
ここで宿泊すればよかった!
ジオツーリズムに厚みを出せたのに。
フォッサマグナやヒスイなどと絡めた“ジオパーク”を,全面的に押し出した街づくりの象徴的な建物ですね。糸魚川は日本で初めて“世界ジオパーク”に認定されました。
昼ごはんは,糸魚川名産魚の“メギス”の天丼。
食後は,雨上がりの街を散策。
駅の北側は平成28年12月22日に大規模な火災が発生し,約4ha,147棟が焼損したため,空き地と新しい建物が混在しています。
雪国ならではの雁木(がんぎ)。
積雪時にも往来できるように庇(ひさし)がついています。
「牧野製飴店」で,レトロ感たっぷりの糸魚川名物「マキノ式飴」を購入。
そして,北陸新幹線糸魚川駅の高架下にある糸魚川ジオステーション「ジオパル」にやってきました。
ここもやはり“ジオ”です。
レンガ造りの車庫遺構がインプレッシブです。
キハ52待合室。
車輌の配色がすばらしいですね。
今年8月より,「トワイライトエクスプレス」の食堂車と展望スイートルームの再現車両も展示されています。
車窓には映像が流れており,臨場感もあります。
鉄道ジオラマやさまざまな展示物もあり,もう少し規模を拡大すれば,“北陸鉄道博物館”を名乗ってもよいのではないでしょうか。
再びジオツーリズム。
愛称“ヒスイ海岸”とよばれる糸魚川海岸。
ヒスイが落ちているらしいのですが,あいにくの雨ですので,今回はヒスイ探しはあきらめました。
上越市と糸魚川市の間には,国道8号線に沿って北陸本線の旧線跡があり,現在は久比岐自転車道となっています。
現在は長大トンネルが貫き,えちごトキめき鉄道で直江津-糸魚川間は約40分,新幹線で上越妙高ー糸魚川間は10分強で結んでいますが,この単線トンネルを見れば,かつては相当時間がかかったことがわかります。
上越高田に戻り,「小竹製菓」で“笹だんごパン”を地域共通クーポンで購入しました。
このクーポンはコンビニでも使えますが,本来の目的は地方観光地の経済活性化ですから,やはり地元店舗で使います。
それにしても,これはヴィジュアル的にも味的もベストなお土産です!
ジオツーリズムをつづけます。
上越市の保倉川遊水池にやってきました。
この保倉川遊水池にも「ダムカード」が存在するらしいのですが,中国武漢人工ウイルス禍で10月末まで配布休止ということです。ダムに造詣の深い河合塾地理科講師K氏も,中国擁護派ながらさすがにこの件に関しては習近平に怒り心頭に発しているのではないかと思います。
保倉川遊水池の近くで,偶然に遭遇しました。
頸城鉄道線の遺構です。
1971年まで軽便鉄道が走っていました。
明日は仕事があり本日中に帰宅しなければならないので,急いで上越妙高駅まで戻ります。
金沢駅で北陸新幹線から在来線に乗り換え。
最終のサンダーバードの発車時刻まで約1時間ありますので,金沢カレーの火付け役!「ゴーゴーカレー」で,チキンカツカレーを食べてから帰ることにします。
ありがとうございました。
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