聴きに行きますかね。
本日は河合塾,京進ともに休講日で講義がなく,そして明日は東京でZEN Studyのライブ授業ということで,ちょうどよいタイミング。
ただし,三連休中で人出が多いのはとてもイヤなのですが,これはまあ仕方がないですかね。
新幹線の車窓から,朝の近江富士(三上山)のシルエットを眺めながら,長野県へ向かいます。
中央本線に乗り換えて,
ついつい見逃してしまう木曽川の景勝地「寝覚めの床」も,車窓からしかと眺めて,
篠ノ井線の松本駅に到着!
「まつもとぉー,まつもとぉー」,
早速,沢田敏子先生による名調子の到着アナウンスがお出迎え。
案の定,ホームのあちらこちらに“同業者”の姿が。。。
松本駅では,一般の乗客の迷惑となるこういった「マイクブームポール」の使用を禁止する放送が定期的に流れているにもかかわらず,このようなヤカラも複数いました。
鉄道ヲタが疎まれる理由は,こういうところにあります。
顔を見に行きましたが,
案の定,あほみたいな顔でした。
「まつもとぉー,まつもとぉー,まつもとぉー。終着,まつもとです。」
列車によって,松本駅が途中駅の場合は「まつもとぉー」は2回,終着駅の場合は3回復唱されます。途中駅ならシンプルに2回で十分,終着駅なら旅の余韻という面から3回は必要となります。理にかなっています。
松本駅には3時間ほど滞在し,名調子のアナウンスを存分に堪能しました。
ただ,最も残念なこととしては,中国語や韓国語の自動放送も流れることです。
これはほんとに興ざめ,古文調にいえば「いとわろし」。
K塾鉄道マニア倶楽部のメンバーのみなさんも同意してくれました。
自民・公明のオールド政党が行ってきた“インバウンド拡大政策”は,全国500万人の鉄道ファンの選挙票も失うことになるでしょう。鉄道ファンにとって“インバウンド拡大政策”は“大迷惑”です。
本日の“麺鉄”は,駅構内立ち食いそばの「榑木川(くれきがわ)」松本駅店にて,「鴨肉そば」に「安曇野産葉わさび」をトッピングしていただきます。
さて,松本くんだりまでやってきたので,
「上高地線電車 わくわく一日フリー乗車券」を購入し,ひさびさに「アルピコ交通(旧松本電鉄)」上高地線に乗ることにします。
松本駅を出発し市街地を抜けると,のどかな風景が広がる松本盆地を上高地方面へ西に向かって進んでゆきます。
地方のローカル線では,オリジナルの吊り革や萌えキャラが導入され,“鉄道原理主義者”の視点からは,逆にそれぞれの路線の個性が失われた印象です。
約30分で終点の「新島々(しんしましま)」駅に到着。
おもしろい名称です。
かつては,ここから先にもうひと駅,「島々駅」まで路線がありました。
景勝地である上高地方面へのバス発着地が,かつての終点「島々駅」からこの「新島々駅」へ移転(赤松駅から改称)したことによって,新島々駅-島々駅間の乗客が激減したことに加えて,1983年の台風被害で不通,休止となり,そのまま1985年に廃止となりました。
「新島々駅」の先には,200m程度,線路が残っていました。
その先は草むらと化しています。
車両基地のある新村駅で降りてみました。
旧駅舎は名駅舎として知られ,また,昭和時代の古~いテレビドラマのロケ地ともなったようです。
松本駅に戻りました。
駅ビルに「からあげセンター」なるお店があり,“全国からあげグランプリにて金賞を受賞し続けるこだわりのからあげ”とのキャッチコピーがありましたので,テイクアウトしてみました。
ところが,これが焦げ臭く,いったいどのあたりが金賞なのかという仕上がりぶり。
ローソンの「からあげクン」のほうが10倍美味しいですね。
本来のレシピ通りにつくれば美味しいのかもしれませんが,人出不足のなかアルバイト店員がテキトーに調理しているのでしょう。
旅先で食べるものは,なんでもかんでも美味しいというわけではありません。こういうことも時々あります。
本日は松本にて宿泊します。
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