鉄道界のレジェンド 逝く

大学入試の直前から本番の時期,仕事でバタバタとしていたため,鉄道界のレジェンド,横見浩彦先生がお亡くなりになっていたことを,本日,初めて知りました。

1月19日(日)に急性心不全のため亡くなっていたことが,先週2月21日(金)に発表されていたのですが,不覚にも今日まで知りませんでした。1月18日(土)の「X」のPostsまではチェックしていたのですが。

横見先生といえば,私鉄も含めた日本に存在する全駅の乗下車を達成,すなわち全駅を列車で訪れるという偉業を最初に達成した鉄道界のレジェンドです。奇しくも,1月19日はOsaka Metroの“新駅”「夢洲」駅の開業日。「K塾鉄道マニア倶楽部」のメンバーの情報によれば,最期の乗下車駅は,昨年,延伸開業した北大阪急行電鉄の「箕面萱野」駅となったそうです。新駅が開業するたびに,記録更新をされていました。

「駅は無限じゃなく有限だ。すべての駅で乗下車することは可能だ。」

名言です。

自分は15年ほど前に,写真の著書『JR全線全駅下車の旅』を見つけて,「全線完乗」をはるかに超越する「全駅乗下車」という,想像だにしなかった活動とその達成に感銘を受け,リスペクトするようになりました。

横見先生は,一見,単なるヤバい鉄ヲタに見えるのですが,旅行業務取扱管理者の国家資格を取得,スキーの達人で,ギターも演奏できるという,鉄道だけではない奥の深さがありました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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