大阪上本町での講義後,次の講義のため,南海電鉄の特急「サザン」で和歌山へ。
今日は大阪湾を隔てて対岸の兵庫県側がよく見えます。
難波駅発の特急「サザン」の多くは和歌山市駅が終点です。
和歌山市駅より先は,和歌山港駅まで和歌山港線となっており,かつての南海電鉄の特急は和歌山港駅が終点でした。
次の講義まで少し時間があるため,2005年に廃止された和歌山港線の途中駅をめぐりますかね。
こちらは,和歌山市駅から一駅目の久保町駅跡。
ホームの石積み跡が少しだけ残っています。
次の駅は,築地橋駅跡。
こちらもホームの石積み跡が残っています。
和歌山港線は,現在では,1~2時間に1本程度のダイヤです。
市街地を走る路線ですので,途中の3つの駅が廃止されるほど利用客が少ないのかと疑問でしたが,実際に街を歩いてみると,クルマは走っているものの人の気配がないことがわかりました。モータリゼーションの進展と人口の高齢化が公共交通機関を廃止に追い込みます。比較的若い世代はクルマで移動し,カネを使いたくない老人はあまり外出しないというわけです。
最後の3つ目の途中駅。築港町駅跡。
ホームが存在したであろう場所に,スペースが空いているのみとなっています。
廃駅めぐりはこれにて終了。
ラーメンでも食べて,講義に行きます。
今日は”和歌山ラーメン”ではなく,チェーン店の「ラーメンまこと屋」へやってきました。
「半熟煮玉子 牛じゃんラーメン」を注文。牛骨スープなのでしょうか,初めて来店しましたが,なかなかの個性的な味わいです。
せっかく個性的なラーメンを提供しているにもかかわらず,店名がまじめすぎてアピール性に乏しいように感じます。
ヒンドゥー教徒は来なくなりますが,「ラーメン牛」くらいのインパクトのある店名にしてもよいのではないでしょうか。
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