帝都東京に,なんと「第4種踏切」が

あるということで,今朝は都電荒川線の三ノ輪橋停留所にやってきました!

昨日,生放送でお届けしたN予備校特別番組でもご紹介した都電荒川線です。ちなみに,本日よりアーカイブでも視聴できるようになっております。

何やら愛称を“東京さくらトラム”というようですが,全然しっくりきません。

これは,“都電荒川線”ですね。

今日のテーマは,「踏切」です。
日本の踏切は,4種類あります。

・第1種:自動遮断機が設置されている,または踏切保安係が配置されているもの。
・第2種:一定時間を限り踏切保安係が遮断機を操作するもの。
・第3種:踏切警報機と踏切警標が設置されているもの。
・第4種:踏切警標のみが設置されているもの。

なお,第2種は現存しない。

まずは,荒川七丁目停留所付近。
踏切警報機が右側に,踏切警標が左側にありますが,自動遮断機はありません。
第3種踏切です。
しかも,ここがおもしろいのは,踏切を渡った先が私有地です。実質,この奥にある建物のヒトしか利用しません。

荒川車庫前停留所付近まで来ました。
「都電おもいで広場」。
こちらも,昨日のN予備校特別番組でご紹介した場所です。平日は開場しておりませんので,ご注意下さい!

で,そのすぐお隣に荒川車庫があります。

次にやってきたのが,新庚申塚停留所付近です。

ここは踏切警標さえありません。
分類不能。踏切とはいえない?
広義の“勝手踏切”にあたるのでしょうか??

とはいえ,ミラーはたくさんついています。

そして,庚申塚停留所付近。

踏切警標が左側にありますが,踏切警報機と自動遮断機はありません。
左奥に見える「電車がきます」の電光表示は,音が出ませんので,踏切警報機ではありません。

第4種踏切です。

ミラーもちゃんと機能しています。

これは,とても貴重な風景です。
帝都東京にも,「第4種踏切」が存在しています!

大塚駅前停留所付近です。
ここも踏切なのか何なのか,よくわかりませんが,路面電車だからこういうのもアリなのでしょうか。

大塚駅前は人どおりが多いのですが,こういうところがほかにも複数あります。この界隈では,歩きスマホは命がけです。

大塚駅前-向原停留所間。
分類不能。
「電車優先」とあります。

このアバウトな感じの交通ルール,東南アジアの香りがします。

それにしても,改めて感じるのは,都電荒川線は山岳鉄道かと思うくらい急勾配だらけ。
王子駅前-飛鳥山停留所間に66.7‰という勾配があります。かつての信越本線の碓氷峠と同じです。東京の地形は凸凹なんです。

向原停留所から早稲田方面は,側道と一体化した再開発工事が行われています。完成すると沿線の風景は一変しそうです。

終点,早稲田停留所に到着!
乗車は4~5年ぶりくらいでしたが,なかなかの長大路線であることを再認識しました。

早稲田まで来たならば,早稲田大学へ。
入試も最終盤を迎えています。

早大南門通り歩道の街灯フラッグは,“武田塾”で埋め尽くされています。さすが,やることが斬新です。

昼下がりの時間帯となりましたので,お昼ごはんを。
昨日,共演させていただいたモエニホでおなじみのN予備校日本史科講師M氏,おススメのお店へ行くことに。

「銀座スイス」。
“カツカレー”発祥のお店だそうです!

ところが,
来店すると,お店の前に,
元祖カツカレーセット「売切れ SOLD OUT」の表示が。。。

ばんやむなく,
メニューにあった「千葉さんのカツカレー」をいただくことに。
アルバイト店員のおばちゃんに聞いたところ,「元祖カツカレーセット」のカツの肉と「千葉さんのカツカレー」のカツの肉は違うそうです。
しかしながら,当時のプロ野球選手の千葉茂氏の一言で,日本初のカツカレーが誕生したわけで,「千葉さんのカツカレー」こそが元祖カツカレーなのではないかと問い詰めましたが,アルバイト店員のおばちゃんは,「・・・」。

細かいことはさておき,美味しくいただきました!!

ありがとうございました。

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