本日は河合塾が休講日ということで,始発の新幹線で名古屋駅までやってきました。
ここからは特急「しなの」に乗り換えて,長野へ向かいます。
先週訪れた高千穂で天手力雄命(たじからおのみこと)が放り投げた天岩戸は,日本の真ん中,長野県の戸隠に落ちたということで,これをさがしにゆきます。
中央西線からの車窓風景。
日本各地,どこに行っても太陽光パネルだらけで,ほんとうに見苦しいです。
これ,物理学的に環境によいものでは全くありません。
こちらは景勝地,「寝覚の床」が見えます。
長野県内に入りました。
山には雪が積もっています。
冠着トンネルを抜けると,日本三大車窓のひとつ「篠ノ井線姨捨駅車窓」がひろがります。
名古屋駅から約3時間で長野駅に到着。
長野ですから,とりあえずは“そば”をいただきます。
駅ホーム上の蕎麦処「しなの」にて,「ちくわ・ごぼう天そば」を。
今回の目的地の戸隠も鉄道では行けませんので,ばんやむなく長野駅からレンタカーで遣ってきたという始末です。
まずは,戸隠神社の中社を参拝いたします。
天八意兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)が御祭神です。
高千穂と同じく,巨木があちらこちらにあり,やはり歴史を感じます。
中社の大鳥居前には,蕎麦処「うずら家」があります。
戸隠そばは,シンプルに「ざるぞば」をいただきます。
「蕎麦豆腐」も注文してみました。
蕎麦の風味と独特な食感を楽しめます
人気店ながら接客が丁寧で,気持ちよく食事を楽しめました。
それでは,天岩戸をさがしに戸隠山へ向かいます。
戸隠山が遥拝できる鏡池にやってきました。
飛んできた天岩戸がこの山となり,戸隠山とよばれるようになったそうです。
戸隠山中腹にある戸隠神社の奥社,九頭龍社の参拝へ向かいます。
大鳥居をくぐると,平坦でまっすぐな参道がどこまでもつづいているように見えます。
周辺の森林は原生林です。
随神門までやってきました。
ここから先には,奥社参道杉並木があります。
空手家としても知られる河合塾化学科講師F氏が,今夏の終わりに訪れ,絶賛されていました。先月,講師室でそのお話を伺っていましたので,ここは外せないスポットです。
巨木に囲まれた道。異世界の雰囲気。
この写真では伝わらないですね。
地理は,行けば,すべてわかる。
の事例です。
先ほどまで平坦だった参道は,放物線を描いていつのまにか急坂に。
ちょっとした,登山の様相となってきました。
奥社,九頭龍社へ到着。
それぞれ,天手力雄命(あめのたぢからおのみこと),九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)が御祭神です。
ここまで登ってきたということに,ちょっとした達成感があります。
本日は日帰りですので,長野駅へ戻ります。
日本各地には地域独自のチェーン店があり,旅先では訪れたいスポットのひとつです。今回はラーメンチェーン「みんなのテンホウ」の長野市若槻大通り店にやってきました。
醤油ラーメン。税込み480円。
地元で長年営業しているということは,多くの支持があるからです。チェーン店は安定の味,ハズレはありません。
レンタカーを返却。
乗車する特急「しなの」の出発時刻まで,まだ小1時間ありますので,駅ビルにあった信州そばの「草笛」MIDORI店へ。
ちょっと珍しい「くるみ蕎麦」。
このペースト状のくるみを,そばつゆで溶いてつけ汁をつくっていただきます。
ざるそばやもりそばは,一人前では少し食べ足りない感がありますが,このお店ではそばの量が通常の1.5倍以上あるのではないかというくらいのボリュームがあります。
ふり返ればいつのまにか,本日はこれで蕎麦3食目,麺類4食目。
長野駅から帰路につきます。
再び,日本三大車窓のひとつ「篠ノ井線姨捨駅車窓」。
帰路は夕景です。
3時間強で名古屋駅に到着。
おみやげは,蕎麦にぴったりの「七味」。
これは香りがよいです。
家人たちに。
「牛乳ぱん」。
明日の朝ごはんです。
本日の旅も,1日間以上の1日間でした。
ありがとうございました。
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