本日は,今上天皇の誕生日です。
祝日といっても,一般的には何も考えずに過ごしますが,少し掘り下げてみます。
天皇誕生日というのは,日本の国家の日,国際的にはいわゆるナショナル・デイにあたります。その国にとって最も重要な記念日ということです。アメリカ合衆国では「独立記念日」,イギリスでは「女王誕生日」,ドイツでは「東西ドイツ統一の日」がそれぞれこれにあたります。
国民の祝日に関する法律(祝日法)では,第1条に,「自由と平和を求めてやまない日本国民は,美しい風習を育てつつ,よりよき社会,より豊かな生活を築きあげるために,ここに国民こぞって祝い,感謝し,又は記念する日を定め,これを国民の祝日と名づける。」とあり,第2条には,「国民の祝日を次のように定める」「天皇誕生日 天皇の誕生日を祝う」とあります。
美しい風習を育てつつ,よりよき社会,より豊かな生活を築きあげるために,天皇誕生日を国民こぞって祝い,感謝しましょう。
なるほどですね。
ところで,今上天皇即位後初めての天皇誕生日の一般参賀が行われるということで,皇居参入を予定しておりましたが,中国武漢人工ウイルス肺炎の影響で,残念ながら取りやめとなってしまいました。
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