続・中国禍

地歴公民科を担当する予備校講師は，コメディアン的要素が必要なんです。その意味では，自分とは全くレベルは違うものの，極めて広義では同業者という勝手な親近感がありました。

だから喪失感はとても大きいですね。

というか，世代を超えて日本中の人々が，同じ喪失感ではないでしょうか。

都知事が，「コロナウイルスの危険性について，最期にメッセージを届けた功績が大きい」なんて言ってましたけど，ご本人はそんな勝手なメッセージをつくられて心外だと思います。極めて広義での同業者，昭和生まれの日本人としては，むしろ自粛ムードなんて望んでおられなかったように思います。自分は１度も死んだことがないのでわかりませんが，こういう場合の死というのは，何かよくわからないうちに突然来るのだと思います。とくにメッセージとかはないんだと想像します。

中国武漢人工ウィルスについては，今はなるべく感染を広げないような行動をとればよいだけで，自粛ムードをつくるというのは感染拡大の抑止とは科学的に何の関係もありません。それも“なるべく”レベルで十分です。

何度も言いますが，科学的な数値データから日本の現状は感染拡大ではなく，感染は抑制されています。自然科学の“地理”を学んだみなさんは，マスゴミの報道に流されず科学的な根拠を行動の指針にして下さい。新聞と地上波テレビといったオールドメディアは，次の戦略として，京都産業大学をはじめとする若者たたきにかかってますが，惑わされないように。濃厚接触のない外出は何の問題もありません。

日本の“１日”あたり平均死亡数は，約4,000人弱です。
日本の中国武漢人工ウイルスによる“累計”死者数は50人弱です。
日本人に不足している教養は，数学と地理学ですね。