東京大学は,例年通りの難易度でしたが,論述問題の分量が少し増加しました。昨年と同様に,過去に出題された内容が切り口を変えて問われた設問もみられ,きちんと過去問演習に取り組んだ受験生はプラスとなったと推測できます。地球温暖化と海水の熱膨張などという非科学的な出題もみられました。
京都大学は,昨年が平易な出題であった分,やや難化し分量もやや増加しました。昨年と比べて,地理が得意なヒトにとっては得点差をつけやすい出題といえます。大分市の新旧2枚の地形図を利用した問題は,共通テスト第2回試行調査とほぼ同じ地域が題材となりました。
いずれにしても,おじんとおっさんばかりの部屋での長時間の話し合いは,甚だイヤなものです。
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