「最終チェックテスト」は,本日分までの更新が完了しています。ご活用下さい。
共通テスト本番前の最終更新は,1月18日(土)午前7時頃の予定です。
共通テスト前日となり,「ちきゅうげきじょう 2024」はエピローグを迎えました。
「ちきゅうげきじょう」は,大学受験地理をエンターテインメントとして,楽しみながら乗り越えることをコンセプトとしています。“永久追放制度”もその演出のひとつです。
いまこのブログを眺めているヒトは,
途中脱落したヒトや情報を受け取る能力に乏しいヒトとは異なり,大学受験のみならず今後の生活や仕事なども順調に進めることができると思います。継続できる能力や必要な情報を取りにゆくことができる能力は,現代社会で充実した人生を送るために必要不可欠といえます。
さて,タイトルにある“メーテル”の美学とは。
~ “メーテル”の美学 ~
“メーテル”の美学は,自分がこの仕事をするにあたって,予備校講師と受験生との理想的な関係のテーゼとなるものです。
予備校講師というのは,受験生を受験に送り出した後は,受験生と二度と会ってはいけません。これが「“メーテル”の美学」です。
メーテルとは,もちろん昭和の名作『銀河鉄道999』のメーテルです。
予備校講師の存在やその講義などは,それぞれの受験生が大学受験というハードルを乗り切るために,心のなかにそれぞれのカタチで生み出した目には見えない原動力で,自らの努力や行動力のみが未来をつくります。「ちきゅうげきじょう」は,ほんとうは存在しないのです。
未来はいつも自分のなかでつくってゆける。
予備校講師は,それぞれの受験生にとって大学受験期の時間のなかのみを流れてゆく時の旅人で,“青春の幻影”であるべきなのです。
象徴的な具体例を挙げれば,
予備校講師が合格祝賀会に得意げな顔をしてノコノコ現れるなどあり得ないということです。合格報告なども不要です。
『銀河鉄道999』では,主人公は星野鉄郎でメーテルではありません。ストーリーのなかで鉄郎の人生の決断時は,メーテルが決めるのではなく鉄郎本人が決断します。そして,最終回でメーテルの母である機械帝国の女王プロメシュームを滅ぼした後,メーテルは列車999に乗車せず,鉄郎を静かに見送ります。
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