アナログデバイド?

「自由席」の教室において,座席位置以外の要因をすべて排除した条件での「座席位置と受講者に対する印象のプラス・マイナス相関図」。多かれ少なかれ,われわれ予備校講師に共通する“無意識のなかの本音”を表現していると思われます。

講義をする際には,無意識にプラス値の高い座席の受講生に対して,積極的に情報を伝えようとします。

今後,予備校で1日に90分,3~6講の講座を約10か月間にわたって受講することを考えれば,プラス値の高い座席とそうでない座席で受講するのとでは,情報受信の質と量のトータルは大きく違ってきます。

デジタル社会となっても残念なことに,この世の中はアナログ的な“印象”で,まずは決まってしまいます。

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