第3回全統共通テスト模試の学力分析得点化シートを,「受験地理資料」のページに掲載しておりますので,ご活用下さい。
さて,今回も出題内容については,
やはりとても違和感があります。
本番の共通テスト「地理B」の出題内容は例年ほぼ決まっており,
1.自然環境(地形環境,気候環境など),
2.産業(農牧業,鉱産資源,工業,第3次産業など),
3.社会(都市・村落,人口,民族・宗教,生活文化など),
4.世界地誌,
5.地域調査
となっていますが,
またまた,今回の模試の出題も,
1.地図と地理情報,
2.エネルギー・鉱産資源,
3.日本の自然・産業・社会,
4.ヨーロッパ地誌,
5.ラテンアメリカ地誌
と大きく異なっています。
こんな出題内容では,共通テスト「地理B」の客観的な学力診断は到底できませんが,既習分野(講義で習った分野)が出来ていれば何の問題もありませんので,ご安心ください。
ところで,
なぜこのような出題がなされるのか,
予備校・塾業界において稀有にも常識人である自分には正直理解できません。
今の時代のオジン,オッサンの多くは次世代のことは考えず,自分の生活を守ることしか考えていません。受験生のために模試を作成しているのではなく,個人的利害が優先されているものと推測されます。
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