例年通り,相も変わらず

関西大学の「地理」の出題はヒドいものです。地理選択の受験生が混乱するので,入試の選択科目から「地理」を外したほうがよいでしょう。

まず,毎年毎年繰り返し,試験当日に複数の問題訂正が出るということは,誠実に入試問題をつくっていないことを象徴しています。

そして,たとえば,本日の出題でも,
大問Ⅰ問1の最初の設問から「2018年の自然災害による死者数上位5か国」というのがありました。自然災害発生の地域別傾向は,たった1年間の統計データでは測れません。地理学としての統計見方の根本から誤っています。うちの大学の地理教授はアホですと宣言しているような出題です。
また,「枕崎台風,カスリーン台風,伊勢湾台風の襲来年順」を問う設問もありました。80歳以上の受験生しか解答できません。どのような学生を選抜し入学させたいのか,80字以内で述べていただきたいものです。

関西大学の地理入試は,もはや学習対策の方法がありません。困ったものです。

ねっと ちきゅうげきじょう

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