河合塾文化講演会2021@上本町校

多くの方のご参加,それに他校舎からもご参加,ありがとうございます。
おかげさまで教室の座席はほぼ埋まりました。

物理学の知識が必要な講演内容でしたので難解な部分もあり,話の途中で自分が割り込んで,“今のお話はこうこうこういうことですよ”と解説をつけたくなる衝動に何度もかられました。

地球温暖化をはじめとする地球環境問題の多くが,客観的・科学的根拠がなく,キレイ事だけを並べ立てて,一部の人間の金儲けや利権確保に利用されていることがよくわかりました。しかしながら,ほとんどのヒトは地球の時間的・空間的スケールの大きさを理解していないため,雰囲気とキレイ事にダマされます。

近藤氏のように学問的に真実を探求しようとする研究者はもはや少数派で,研究費の調達などのために自分の信念を曲げて利権者の都合の良い結論を出すような非科学的な研究者が多数派となっている現状はとても残念です。

今日の講演で印象的だったのは,近藤氏は「地球環境問題」ではなく,「地球“表面”環境問題」とおっしゃっておられました。それほど地球のスケールは大きく,それに比べて人間活動のスケールは非常に小さいということなんです。

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