熊本県の球磨川流域で水害が発生しましたが,治水対策のミスを“地球温暖化”に転嫁した典型例と言えます。
昔から,球磨川流域ではこの時期には豪雨が発生しやすく,河川の氾濫が繰り返されてきました。地球温暖化との科学的因果関係はありません。そもそも,地球温暖化も学問的には結論が出ておらず,また,日本の降水量も増えているわけではありません。
11年前,建設中で完成間近であった球磨川上流の川辺川ダム計画に反対し,中止した熊本県知事と当時の民主党政権の失政といえます。そして,「脱ダム!」,「ダム反対!」,「ダム中止!」と,これを徹底的に扇動したのが,やはり当時の“マスコミ”です。
治水対策のミスという人災のごまかしと責任転嫁に,“地球温暖化”というフレーズはとても好都合で,「今回の水害は地球温暖化が原因なので想定外だった」という言い訳をしてるということです。
0コメント