ズル休み期間も

あと10日で終了の可能性が高まってきました。

多くの人々がマスコミと東京都知事などに騙されてきましたが，さすがに活動自粛の必要性がなかったことに気づきはじめているヒトさんもいるのではないでしょうか。さらにこの状況にまできて，的外れに「ステイホーム週間」とか言い出してますが，次の選挙のアピール活動に利用しているとしか思えません。国民を下に見ているから，こんな子どもに使うようなフレーズを出してくるわけです。

ところで，一般に感染症の流行は，図のＡまたはＢの経過をたどります。今回の中国武漢人工ウイルスは，ＡかＢかはわかりませんが，現在，青丸部分ないしは赤丸部分のいずれかであることは確かです。Ａであればこのまま終息，Ｂであったとしても第２波は第１波の多く見積もって３倍以内です。日本での第１波の患者数を１万5,000人と仮定しても，第２波は最大で４万5,000人です。

先日も書いたとおり，今季のインフルエンザ患者数は約730万人で，過去12年間で最少。この数字から考えても，現状判明しているデータからは，日本で中国武漢人工ウイルスの感染は大きく広がらないことがわかります。

人間が寿命のある生物で不老不死ではない以上，ウイルス感染症で１人たりとも感染者，死亡者を出さないというのは不可能です。日本の戦後教育の誤りで，この原理の部分を勘違いしているヒトさんが少なからずいます。人間は死ぬというのが事実で，人間は死なないというのは虚構です。

そろそろ，ふつうの生活に復帰するにあたってのココロのリハビリをはじめておいたほうがよいでしょう。