能登半島地震の自衛隊派遣について,これまでの震災と比べて人数が少ないなどとの独善的な批判が,田舎モノの知事をはじめ,方々から出ているようですが,地理的知識の欠如も甚だしいかぎりです。
ちょっと地図を見れば誰でもわかります。
奥能登は3方向を海で囲まれた山がちな細長い半島の先端部分にあたり,中越や熊本とは,面積や人口密度,アクセス面などの条件がまったく異なります。また,自衛隊の主任務は,外国からの侵略に際しての国土防衛で,災害派遣は主任務に支障がない範囲で実施されるものと自衛隊法で定められています。
そして,本日1月17日は,阪神・淡路大震災29年というこで,
1か月ぶりに地上波テレビのスイッチを押してみましたが,例年同様に「1.17 震災を忘れない」などと,わんわん吠えています。
震災を忘れようが忘れまいが,それは個人個人のココロもちの問題で,マスゴミごときが偽善をふりかざして「忘れてはいけない」などと,わんわん吠えて強要するべきものではありません。物理学的・生物学的にみれば,震災は“記録”に残し,“記憶”からはさっさと消し去って今と未来に生きるのがよいのではないかと,個人的には思います。
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