現代日本における最大の“公害”

環境基本法の「典型七公害」は,大気汚染,水質汚濁,土壌汚染,騒音,振動,悪臭,地盤沈下ですが,今や深刻な被害は耳にしません。ところが,スギ・ヒノキの花粉飛散は,多数の国民に深刻な健康被害をもたらしおり,国策として植林した人工林が原因ですから,最大の公害といえるでしょう。 

日本のスギ林,ヒノキ林の大半は人工林で,これらの面積はオーストリアと同じくらいかそれ以上あり,一方で,日本の花粉症罹患人口は,少なくとも3,000万人以上いるといわれています。

公害の原因物質は解っているわけですから,それを伐って燃やせば解決します。
国家が補助金予算を投入して,木質バイオマス発電用の燃料として“皆伐”すればよいだけです。

カーボンニュートラル,エスディージーズですから左翼環境活動家も納得し,林業利権集団は公金を吸い取ることができ,そして花粉症患者を減少できるという結果が得られ,“三方よし”となります。

環境利権集団に公金を吸い取らせるために,結果が見えない地球温暖化対策に巨額の国家予算を投入するより,よっぽど実利的です。

ねっと ちきゅうげきじょう

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