日本のような高潔な国では,釈尊の仰ることは成立します。しかしながら,独裁国家というのは全く価値観が異なります。たとえば,国際法など守るはずがありません。歴史をみれば,あたりまえのことです。
“今こそ,憲法9条が大切”などと言っている中高年者がいますが,どのような論理で思考をしているのか理解できません。日本の中高年者の“平和ボケ”は,もはやあきらめざるを得ません。なぜなら,ボケは改善しないからです。次世代を生きるみなさんは,ウクライナ情勢をみて,現実を理解しておいてほしいものです。
論理的に考えれば,地域の“戦力が均衡”している時には戦争は起こりません。
地域の戦力が均衡する程度の“兵戈”をもつことが,地域平和につながります。
地図を見ればすぐにわかることですが,
日本が位置する東アジア地域は,地政学的リスクが現在世界中で最も高い場所です。新冷戦がはじまった米中両国の最前線であることに加えて,中国のみが強大な軍事力をもち,事大主義国家が1つ,独裁国家が3つ,核武装国家が3つひしめき合っている地域です。
いざ戦争が起これば,憲法9条など全く役に立ちません。
千羽鶴を折って平和を祈っても何の役にも立ちません。
源氏物語の六条御息所のように生霊など物の怪を発せられる中高年者がいらっしゃれば,ぜひお願いしたいものです。
南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。
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